Echobell と PushDeer

key と URL だけか、緊急度を設定できるチャンネルか

PushDeer はあえて最小限です。プッシュ key、URL、そしてメッセージ。Echobell は送信側から見た手軽さをそのままに、最小構成が省いた部分を足します。着信まで上げられる緊急度、メールトリガー、そしてサーバー側のテンプレートです。

Echobell
VS
P PushDeer

要点

自分でホストでき、コードを端から端まで読めるオープンソースのプッシュツールが欲しいなら PushDeer が適しています。あるメッセージを前のものより緊急にしたくなった時点で、Echobell が向いています。

一部の通知だけ他より大きく鳴らす必要があるなら Echobell を。オープンソースとセルフホスト自体が目的なら PushDeer のままで構いません。

ひと目で比較

Echobell

P PushDeer

緊急度の段階

通常のプッシュ、時間指定通知、着信として鳴らす

配信モードはひとつだけで、すべてのメッセージが同じように届く

ソースコード

非公開のマネージドサービス

オープンソースでセルフホスト可能

何が発火できるか

Webhook に加え、チャンネルごとの専用メールアドレス

プッシュ key を付けた HTTP リクエスト

主な違い

どちらも key と URL を通知に変えます。違うのは、それが動いたあとに何ができるかです。

ホスティング方式

Echobell

異なる方針

マネージドサービスのみ

別の考え方です。PushDeer なら経路全体を自分のマシン内に留められます。

P PushDeer

異なる方針

ホスト済みインスタンスでも、自分で立てたものでも動く

緊急度の上限

Echobell

標準対応

3 段階。集中モードを貫通して鳴る着信を含む

Echobell は、あるメッセージだけを他より無視しにくくできます。

P PushDeer

非対応

緊急度の段階がなく、重大な通知も日常の通知もまったく同じように届く

オープン性

Echobell

非対応

オープンソースではなく、セルフホストもできない

コードを読めること、自分でホストできることが重要なら PushDeer の完勝です。

P PushDeer

標準対応

MIT ライセンスで監査でき、自分で運用できる

トリガー元

Echobell

標準対応

Webhook とチャンネルごとのメールアドレス。テンプレートと条件にも対応

メールしか送れない相手についても通知を出せます。

P PushDeer

非対応

メールトリガーもテンプレートもなく、すべてのメッセージを送信側が組み立てる

Echobell が優れている点

Echobell は 1 行で送れる手軽さを残したまま、最小構成のツールが利用者任せにしている部分を引き受けます。

すべての通知が同じ重さではない

チャンネルは通常・時間指定・着信のいずれかです。午前 3 時の呼び出しと日次サマリーが同じ届き方をすることはありません。

HTTP を叩けない相手にも対応

チャンネルごとにメールアドレスが付くので、メールしか送れないものも通知に変わります。

整形処理をスクリプトから追い出せる

テンプレートと条件はサーバー側で動くため、送信側は文字列を組み立てず生のフィールドを渡すだけで済みます。

適したケース

PushDeer から Echobell に移る理由は、たいていこの 3 つです。

午前 3 時にはどれも同じに見える— 本物の障害と日常のメッセージが見分けられないとき。
午前 3 時にはどれも同じに見える

本物の障害と日常のメッセージが見分けられないとき。

通知の発生源がメールボックス— プッシュ呼び出しを足せるスクリプトがそもそも存在しないとき。
通知の発生源がメールボックス

プッシュ呼び出しを足せるスクリプトがそもそも存在しないとき。

メッセージ組み立てがあちこちに散った— 十数個の送信元がそれぞれ独自に整形していて、どれも書式が揃っていないとき。
メッセージ組み立てがあちこちに散った

十数個の送信元がそれぞれ独自に整形していて、どれも書式が揃っていないとき。

PushDeer からの移行

送信の形が同じなので、比較のあいだチャンネルをプッシュ key と並走させられます。

  1. 1

    プッシュ key ごとにチャンネルを作る

    いまの分け方をそのまま持ち込めば、対応関係が明確になります。

  2. 2

    送信側の URL を差し替える

    PushDeer のエンドポイントをチャンネルの webhook に置き換えます。text と desp がそれぞれタイトルと本文に対応します。

  3. 3

    チャンネルごとに緊急度を決める

    ここが PushDeer に対応概念のない部分です。どのチャンネルを鳴らし、どれを静かなままにするか決めてください。

よくある質問

Echobell に関するよくある質問の答えを見つけてください

できません。PushDeer が送るのは標準的な通知で、着信モードも緊急度の段階もありません。

いいえ。PushDeer は MIT ライセンスでセルフホストできますが、Echobell はマネージドサービスです。コードの監査や自前ホストが重要なら PushDeer のほうが適しています。

残せますし、それは合理的な分け方です。重要度の低い通知は PushDeer に置き、対応が必要な通知だけ Echobell のチャンネルに回してください。

1 行の送信はそのまま。どれを鳴らすかを決める。

PushDeer の送信先をひとつ Echobell のチャンネルに向け、着信モードにしてみてください。