Echobell と Gotify

自分で運用するサーバーか、iPhone に確実に届く通知か

Gotify は最初から最後まで自分のものにできるプッシュサーバーです。Echobell は iOS・Android・Apple Watch へ配信し、電話のように鳴る通知も使えます。運用するものは何もありません。

Echobell
VS
G Gotify

要点

メッセージを自分のハードウェアから絶対に出したくないなら Gotify が正解です。通知が iPhone に届き、実際に人を起こさなければならないなら Echobell です。

チームが iOS 中心、または見逃しが許されない通知があるなら Echobell を。セルフホストが必須要件なら Gotify のままで構いません。

ひと目で比較

Echobell

G Gotify

運用するもの

なし。チャンネルを作り、その URL に POST するだけ

Go サーバー、データベース、TLS、バックアップ

iOS と Apple Watch

iOS・Android・Apple Watch へのネイティブ配信

公式クライアントは Android と Web のみ。公式 iOS アプリなし

緊急度

通常のプッシュ、時間指定通知、着信のように鳴る通知

優先度の数値を通知の重要度に対応させる方式

主な違い

どちらもプッシュ通知を配信します。違うのは誰がインフラを運用するか、そして通知をどこまでエスカレーションできるかです。

ホスティング方式

Echobell

異なる方針

マネージドサービス。運用するサーバーなし

優劣ではなく、サーバーを自分で持ちたいかどうかの違いです。

G Gotify

異なる方針

自分で導入し保守するセルフホストサーバー

iOS と Apple Watch

Echobell

標準対応

本格的な iOS アプリと Apple Watch 配信

iPhone を使うチームには Echobell が現実的な選択肢です。

G Gotify

非対応

公式 iOS クライアントがなく、サードパーティ製に頼ることになる

エスカレーションの上限

Echobell

標準対応

時間指定通知と、集中モードを貫通する着信形式の通知

Echobell は眠っている人にも届きます。通常のプッシュでは届きません。

G Gotify

非対応

優先度のみで、着信へのエスカレーションはない

データの所在

Echobell

非対応

メッセージは Echobell のマネージド基盤を経由する

データを自社ハードウェア内に留める必要があるなら Gotify の完勝です。

G Gotify

標準対応

メッセージは自分が管理するサーバーから出ない

Echobell が優れている点

Echobell は通知を記録するためではなく、対応が必要な瞬間のために設計されています。

回り道なしで iPhone に届く

サードパーティの Gotify クライアントを探す代わりに、継続的に保守される iOS アプリと Apple Watch 対応があります。

鳴る通知

チャンネルを着信モードにすると、重大なイベントが着信として届き、消音や集中モードを貫通します。

動かし続けるものがない

サーバーもデータベースも TLS 更新もアップグレードも不要。通知基盤自体が落ちる心配がありません。

適したケース

Gotify から Echobell に移るチームの理由は、たいていこの 3 つです。

チームが iPhone に移行した— 公式 Android クライアントではオンコール担当をカバーできなくなったとき。
チームが iPhone に移行した

公式 Android クライアントではオンコール担当をカバーできなくなったとき。

深夜の障害を取りこぼす— 静かなプッシュでは足りず、誰かを起こす必要があるとき。
深夜の障害を取りこぼす

静かなプッシュでは足りず、誰かを起こす必要があるとき。

プッシュサーバーの面倒を見たくない— Gotify の保守にかかる手間が、通知そのものの価値を上回ったとき。
プッシュサーバーの面倒を見たくない

Gotify の保守にかかる手間が、通知そのものの価値を上回ったとき。

Gotify からの移行

並行運用で構いません。Gotify の application は Echobell のチャンネルにほぼ 1 対 1 で対応します。

  1. 1

    Gotify の application をチャンネルとして作り直す

    サービスごとに 1 チャンネル。今使っている名前をそのまま使えます。

  2. 2

    送信側をチャンネルの webhook に向ける

    Gotify の URL とトークンを Echobell の webhook URL に差し替えるだけ。POST するボディは JSON のままです。

  3. 3

    重要なものだけ緊急度を上げる

    Gotify で優先度 8 以上を使っていたチャンネルを、時間指定通知または着信モードにします。

よくある質問

Echobell に関するよくある質問の答えを見つけてください

ありません。Gotify の公式クライアントは Android と Web です。iOS ユーザーはサードパーティ製に依存することになり、これが代替を探す最も多い理由です。

できますし、それをおすすめします。日常的なメッセージは Gotify に残し、対応が必要な通知だけを Echobell のチャンネルに流してください。

できません。Echobell はマネージドサービスです。メッセージを自分の管理下のハードウェアに留める必要があるなら、Gotify のほうが適しています。

サーバーは持ち続けていい。電話は受け取ろう。

Gotify の送信先を 1 つ Echobell のチャンネルに向けて、次の障害で違いを確かめてください。