重要なメールを Echobell の電話型通知に変換する

見逃せないメールを確実にキャッチ。Echobell なら緊急メールを“電話のように鳴る”高優先度アラートへ。メールトリガーのチャンネル、テンプレート、条件を用意。

重要なメールを Echobell の電話型通知に変換する

どうしても見逃したくないメール、ありますよね。Echobell は、そんな重要メールを電話型(Calling)の通知に変換し、本当に着信のように鳴らします。フォーカス中でも届くので、プロダクション障害や VIP からの連絡、決済失敗、開発者のオンコールに最適です。

この記事のゴール:

  • メールで起動する Echobell のチャンネルを作成
  • 電話通知で読み上げに適したテンプレートを用意
  • 高優先度の Calling 通知(リトライ任意)を設定
  • 送信者・件名・キーワードで賢く絞り込む Conditions
  • Gmail/iCloud Mail/Outlook の転送ルールを設定

プライバシーについて:Echobell はプライバシー優先。サーバーに保存するのはアカウント・チャンネル・購読のみ。通知内容と履歴はデバイスに保存されます。

前提条件

ステップ 1 — チャンネルを作成

  1. Echobell → 新規チャンネル
  2. 名前と色を設定(例:「重要メールアラート」)
  3. 保存

ステップ 2 — メールトリガーを紐づけ

チャンネル詳細ページで専用のメールアドレスをコピー。ここに届くメールが即座にチャンネルをトリガーします。

メールトリガー時に使えるテンプレート変数:

  • from: 送信者アドレス
  • to: チャンネルのアドレス
  • subject: 件名
  • text: プレーンテキスト本文
  • html: HTML 本文(あれば)

ステップ 3 — 読み上げに優しいテンプレートを作る

変数でコンテキストを添えつつ、簡潔に。電話通知はこの内容を読み上げます。

タイトル例:

[Email Alert] {{subject}}

本文例:

From: {{from}}
Preview: {{text}}

Tips:

  • レコードにリンクを出したい場合は Webhook で externalLink を渡すか、詳細設定のリンクテンプレートを設定。
  • 長文は聞き取りづらくなるため、短く要点を。

ステップ 4 — 通知タイプ「Calling」を選ぶ

購読者は受け取り方を選べます。確実に気付きたい場合:

  • 通知タイプ:Calling
  • アプリ設定 → 音声内容を繰り返す:オン(任意)
  • アプリ設定 → 失敗した電話を再試行:オン(推奨)

Calling 通知は電話のように鳴り、iOS の設定によってはフォーカスモードを突破できます。

ステップ 5 — Conditions でフィルタ(任意・推奨)

本当に重要なメールだけを電話通知に。Conditions はテンプレート変数に対する式です。

例:

  • 特定の送信者のみ:
    from == "alerts@yourcompany.com"
  • 件名に「URGENT」を含むとき:
    subject.toLowerCase().includes("urgent")
  • 複合ルール:
    (from == "pager@service.com" || from == "vip@customer.com") && subject.toLowerCase().includes("fail")

Conditions が空の場合、チャンネル宛てのすべてのメールで通知されます。

ステップ 6 — メール転送を設定(プロバイダ別)

重要メールをチャンネルのアドレスへ転送します。よくある設定:

Gmail

  • Gmail → 設定 → すべての設定 → フィルタとブロック中のアドレス
  • フィルタを作成(From/件名に含む)
  • アクション:Echobell チャンネルのアドレスへ転送
  • 任意:ラベル付与や受信トレイをスキップ

注:転送先の確認が必要な場合があります。不便な場合は、管理中のグループエイリアス経由で転送してください。

iCloud Mail

  • iCloud Mail → 設定 → ルール

  • 条件:From/件名に条件を含む

  • 実行:Echobell チャンネルのアドレスへ転送

Outlook

  • Outlook/Exchange → 設定 → メール → ルール
  • 送信者/件名/キーワードの条件を追加
  • アクション:Echobell チャンネルのアドレスへ転送/リダイレクト

ステップ 7 — テストする

  • チャンネルのアドレスへテストメールを送信
  • テンプレートが読み上げられる電話型アラートが届くはずです
  • Echobell のレコードで確認し、必要ならテンプレートや Conditions を微調整

トラブルシューティング

  • 電話が鳴らない:
    • 購読の通知タイプが Calling になっているか
    • iOS の通知許可とフォーカスモードを確認
    • 「失敗した電話を再試行」をオン
  • テンプレートが反映されない:
    • 変数名を確認:from, to, subject, text, html
    • Conditions は単なる式です({{ }} は不要)
  • 通知が多すぎる:
    • Conditions を厳しめに
    • メール側のルールで送信者やキーワードを追加

こんな場面で活躍

  • オンコールやプロダクション障害の通知

  • メール由来のモニタリング通知(必要なら Webhook も併用)

  • 絶対に逃したくない VIP/顧客からの連絡

次のステップ

  • チームやシステムごとにチャンネルを分ける
  • 自動化は Webhook、対人はメールのように使い分ける
  • Calling 通知が必要なメンバーと購読リンクを共有

うまくできたワークフローがあれば、ぜひ教えてください。Echobell を使ったインスタント通知・開発者向けアラートの工夫を歓迎します。

著者:

Nooc

公開日:

2025/08/22